Espresso Bar Chelsea

2018年11月11日 Espresso Bar Chelsea

ゆったりと穏やかに大人の雰囲気漂う街「代々木上原」。個性豊かなカフェがたくさんあり、カフェ巡りにもってこいの街のひとつです。

そんな代々木上原の街に、人に教えるのを躊躇ってしまうほど、自分だけの隠れ家にしたくなるスポットが。

これからご紹介する「Espresso Bar Chelsea(エスプレッソバー チェルシー)」は、イタリアンエスプレッソに特化したカウンター型店舗。「エスプレッソは苦くて飲みづらそう」「バーの雰囲気は何となく敷居が高くて苦手」そんな方にこそ一度覗いていただきたい、癒しのカフェタイムが過ごせる隠れ家カフェです。

共同オーナーであるバリスタの筒場さんに、エスプレッソの魅力やコーヒーにかける想いをお伺いしました。

この記事の目次
  1. しっとり上質な時間が過ごせる、大人な空間
  2. カウンター越しに作り出す一対一の関係
  3. お客様からいただいた「美しい」の一言
  4. 一杯のコーヒーから幸せを贈りたい

しっとり上質な時間が過ごせる、大人な空間

店内には12席のカウンターと、テーブル席が4席ほど。暖色の間接照明があたたかい雰囲気を醸し出す、大人テイストのカフェ空間です。左右が少しへり上がった椅子に、きちんと配置された荷物かけ。女性の方でもゆっくりとくつろげるカウンターです。

テーブル席はグラインダーとエスプレッソマシーのすぐ側に。コーヒー豆を挽くたびに漂う香ばしい香りを、ダイレクトに楽しめる特等席。

「カウンターが苦手って方も、中にはいると思います。ゆっくり仕事を片付けたかったり、雑誌を広げて読みたかったり。ご友人と一緒にいらっしゃる方も、テーブル席を選ばれる方が多いですね。それぞれのお客様が求めるかたちで、思い思いに居心地よく過ごしていただけたら嬉しいです。コーヒーやカフェって正解はなく、楽しみ方や過ごし方は人それぞれで良いと私は思っていて。」

お店での過ごし方について尋ねたところ、そう穏やかに返してくださる筒場さんの物腰はとても柔らか。

窓際のカウンターは店内奥と比べて少しオープンな雰囲気です。日の光がたっぷり注ぐこの席は、お仕事前に気合の一杯を流し込むのにぴったりかも。

「Espresso Bar Chelsea(エスプレッソバー チェルシー)」のメニューは名前の通り、エスプレッソドリンクが中心です。シンプルなエスプレッソショットをはじめ、カフェアメリカーノ、カフェラテ、シェケラート、などなど。

「メニューについての質問はもちろん、どんなドリンクが飲みたいか、好みのご相談も気軽にしていただけたら嬉しいです。お客様がどんな人か知れることは、私自身の楽しみでもあるんです。ご注文が決まるまで時間がかかっても、全く気にしなくて大丈夫なので」と話す筒場さん。エスプレッソ初心者の方も、ここでなら安心してチャレンジできそうです。

カウンター越しに作り出す一対一の関係

カウンターの後ろにずらりと並ぶボトルの数々。これらは全てお酒のジン。夜はバーとして営業しており、取り扱っているジンの種類は日本一なのだとか。元々夜にバー営業をしていたお店を、昼間はエスプレッソに特化した”エスプレッソバー”として営業するユニークなスタイルです。

「私がこのカウンターに立つ喜びは、お客様それぞれの喜びに立ち会えたときです。カウンターで小規模な店舗という性質上、お客様と一対一の関係を築きやすいメリットがあると思っていて。お客様一人一人が何を求めてここに来てくれたか、それを考えてできる限り思いに応えられるようにコーヒーを淹れています。一杯のコーヒーで一瞬でも幸せを感じてもらえたら、この上なく嬉しいですね。そのために特別な一杯を提供したいし、一人一人のお客様との出会いを大切にしたいですね。月並みな言葉になってしまいますが(笑)」

加えて、バリスタとの距離が近いカウンターの良いところは、一杯のコーヒーが出来上がるまでを間近で視覚でも楽しめること。

コーヒー豆がひかれて、ぎゅっと圧が加えられる様子
エスプレッソが滑らかに滴る時の香りや、マシーンの音
丁寧に注がれ、目の前に差し出されるカップ

自分のために淹れてもらえる丁寧な一杯は、どうしたって心があたたまります。

お客様からいただいた「美しい」の一言

コーヒーやお客様への思いを伺いながら、目がいくのは筒場さんの所作の美しさ。グラスやボトルを移動する手元の綺麗さに、ついうっとりとしてしまうことをお伝えすると、お客様からも「美しい」とお言葉をいただいた思い入れのあるエピソードについてお話してくださいました。

「ご夫婦でいらっしゃったお客様から、それぞれアイスのカフェアメリカーノと、アイスのカフェラテをご注文いただきました。いつも通り一杯ずつドリンクを仕上げてお客様にお出しした時に、男性のお客様から”美しい”と一言いただいて。その言葉が仕上がったコーヒーに向けられたものなのか、それとも作る過程の何かに向けられたのかは分かりませんが、感動していただけたことは確かで、同時に私自身も心から感動したことを覚えています。帰り際にも”美味しかった”とご感想をいただけて、とても嬉しかったエピソードのひとつです。」

「コーヒーを淹れる際の所作は、とても気を使います。コーヒーが出来上がるのを待つ時間も含めて、お客様に楽しんでほしい思いがあるので。例えば、アイスのカフェラテを作る際に、質の良いエスプレッソをミルクの上に丁寧に注ぐと、ミルクとエスプレッソの色が綺麗な二層になるんです。そこからゆっくりとストローを差して、カウンターの上に静かに置く。このお店だからこそできるサービスだと自負して、こだわっています。」

一部メニューはさくっとテイクアウトも可能とのことですが、目の前で丁寧に仕上がる一杯をカウンターで味わうひと時は、ぜひ一度体験していただきたい贅沢な時間です。

一杯のコーヒーから幸せを贈りたい

「私自身もカフェ巡りが好きで、いろいろなお店に足を運びます。本当にたくさんお店があって、おしゃれなお店も、美味しいお店も。その中でここを選んで来てくださる人がいることは、心からありがたいことだなと。日々それに応えたい一心だし、これからたくさんのお客様と出会えることを楽しみにしています。」

一貫してお客様のニーズを汲み取ることや、コミュニケーションを大事にしているように見て取れる筒場さんですが、以前は極度の人見知りだったとか。

「元々人見知りだからこそ、そっとしておいてほしいお客様の雰囲気も何となくわかります(笑)一人でゆっくりしたい方も、会話を楽しみたい方も、それぞれが幸せなかたちでコーヒーを楽しめる場になればいいなと思ってます。」

ふらっと一人で立ち寄った時、安心してサードプレイスとして過ごせるカフェが欲しいと思っても、店員さんと顔馴染みになるには意外と時間がかかったり、何気ない会話をするまでには至らなかったり。何となく行きつけのカフェはできても、心からくつろげる空間を見つけることって、案外難しかったりします。
そんな方に一番におすすめしたいカフェが、ここ「Espresso Bar Chelsea」。カウンターという絶妙な距離感、落ち着いたデザイン、あたたかく迎えてくれるバリスタ。

「人におすすめしたいけど、あまり有名になってほしくないな……」そんな思いの方がたくさんいそうな「Espresso Bar Chelsea」。きっと、あなただけの特別な時間を過ごせるはずです。

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